ボア・アンド・ストローク

Bore and Stroke

Glenn
Research
Center

このページでは、内燃機関を説明するために使われる技術的な定義をいくつか紹介します。図はライト兄弟の1903年航空機用エンジンのシリンダー1基のコンピュータ・アニメーションで、クランクシャフトの一部を赤、ピストンとピストンロッドを灰、ピストンの入っているシリンダーを青で表しています。 3672>

クランクシャフトが1回転する間に、ピストンはシリンダの上(図の左下)から下(右上)へ移動し、再び上へ戻る。ピストンはクランク軸とつながっているので、クランク軸の回転角でピストンの動きを知ることができる。

ピストンがシリンダーの上部にあるときは0度である。 1回転は360度なので、クランク角が180度のとき、ピストンは底にある。 ピストンの直径とシリンダの内径をボアBというが、ピストンの頭の面積Aは直径の2乗を4で割ったπ(3.14159)倍である。

A = pi * B^2 / 4

完全なストロークで掃き出す体積は、ストローク時のピストン面積である。

V = pi * S * B^2 / 4

圧力下で動くガスが行う作業はガスの圧力と動かしたガスの体積と同じであるのでこの体積は作動流体の体積と呼ばれている。ライト兄弟が1903年に作ったエンジンは、ボアが4インチ、ストロークが4インチであった。 ピストン1個の作動流体量は、50.26立方インチとなる。 兄弟は4つのピストンを使ったので、すべての作動流体の体積の合計は201立方インチとなる。 3672> Activities:
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