ときどき受ける質問に、Wが母音になることがあるかどうかというものがあります。 最初、この質問には戸惑いましたが、19世紀以前の文法書では、Wを母音として載せていることがあることが判明しました。 なぜ文法家がそれをしなくなったのか、いつから私たちの多くが学校で習った「A、E、I、O、U、時々Y」が標準になったのかは分かりませんが、今日はYだけでなく、もしかしたらWも母音になる場合があることを学びましょう。 実は、ここでネタばらしです。 A、E、I、O、Uもそうではありません。
では、A、E、I、O、Uが母音でないと主張することはできないのでしょうか?
音と文字
簡単に言うと、母音(と子音)は私たちが話すときに実際に発する音であり、A、E、I、O、U、そして他のすべてのアルファベットはそれらの母音と子音を表しているということです。 これは些細なことのように思えるかもしれませんが、正書法なのか音声学なのかが明確でないと、事態は混乱します。 例えば、私たちはUという文字を母音と考えることに慣れています。 そのため、「a university」と書くべきか「an university」と書くべきか、「a unicorn」と書くべきか「an unicorn」と書くべきか、数え切れないほどの話者が自問自答を繰り返してきたのです。”umbrella” や “put” といった単語では U が母音を表し、”university” や “unicorn” では子音 “yuh” と母音 “oo” の並びを表していることを何世代もの子供たちが学んでいれば、多くの混乱は避けられたでしょう!
つまり、さまざまな文字または文字の組み合わせが母音または子音を表すのに使われますが、文字それ自体は、母音でも子音でもないわけですね。 学校で習ったことに反していたらごめんなさいね。 しかし、スクラブルやホイール・オブ・フォーチュンで遊ばない限り、母音と子音をこのように考える方がより賢明です。 W や Y はいつ母音を表すのでしょうか。 音節が Y または W で始まり、次の文字が母音を表す場合、Y または W はほぼ間違いなく子音を表します。 例えば、”yo” と “woe” では、Y と W は子音を表します。
音節が Y で始まり、次の文字が子音を表す場合、Y は母音を表しています。 私が思いつく例は、元素のイットリウムとイッテルビウム、そしてフランス語の名前のイヴだけです。 辞書を見ると、Yが語頭の母音を表す借用語や古語はもう少しあるようですが、ここでは触れないことにします。 また、Wで始まる音節でWが母音を表すものはありません。
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