手術について
最終更新日:2011年10月28日 2021.03.25
乳房インプラントの除去を決断するきっかけは、様々な要因が考えられます。 そのような被膜収縮などの豊胸手術の後に負の副作用を経験した個人のために、除去は、インプラントが挿入された直後に起こることができます。 また、インプラントのサイズ、突起、または治癒中の非対称性に不満がある場合にも、インプラントを除去することができます。 出産前に豊胸手術をされた方は、妊娠後にバストのたるみやボリュームダウンが起こり、インプラントを除去して、産後の身体に合ったインプラントに入れ替えたいと思われるかもしれません。 どのような理由であれ、またインプラントを交換するか否かに関わらず、除去手術は患者様がご自身の体に自信を持つのに役立ちます。 手術では、まず、インプラントを挿入した場所を再度切開し、インプラントを除去しても新たな傷跡ができないようにします。 インプラントは慎重に取り除かれ、必要であれば瘢痕組織も切除されます。 残された瘢痕組織は、治癒の過程で膨張し、それ自体で崩壊します。 切開部は閉じられ、手術部位から血液や体液を採取するためのドレーンが挿入されます。 術後は胸部を圧迫する衣服で包み、少なくとも1週間は常に着用する必要があります。