編み物の間違いを直す
それは、誰にでも起こることです。 楽しく編んでいたのに、ふと見ると、編み目がずれていたり、模様の位置が1列ずれていたり。
編み物の失敗を解決するための最初のステップは、問題の範囲と場所を特定することです。
現在の行の間違いを直す
まずは簡単な問題を取り上げましょう。 編んでいる途中、あるいは編み終わったばかりの行の間違いに気がついたら、自分の鷹揚な目を褒めてあげましょう。
この問題を解決するために必要なことは、編み目に沿って足取りをたどり、「解き編み」をして、正しく編めるように左手の針に戻すことです。
熟練の編み手はこの作業を「ティンク」(ティンクはニットを逆から綴じたもの)と呼んでいます。 左手の針を前の行のステッチの輪に刺し、玉に付いている糸を軽く引っ張ると、今編んでいた行の輪が消えます。
Tinking Tips
練習すれば(多くのニッターと同様、たくさん練習します)、これは本当に簡単なことなのです。 このとき、作業糸は、パール編みを解くときは手前に、ニット編みを解くときは奥に置くようにします。そうしないと、糸が針の輪の間に引っかかってしまいます。
ミスが大きかったり、数列前に起こった場合、状況を改善する最も早い方法は、作品を完全に針からはずし、ミスが起こる前のポイントまで解くことです。
ニッターはかわいい名前をつけるのが大好きです。この方法は、ただ「裂く」ことから「フロッグ」と呼ばれています。
フロッグの手順
ミスがあった場所と裂くのを止めたい場所をメモしておきます。
作品を針からはずし、光のよく入るテーブルの上に平らに置き、何をしているのかが見えるようにします。 強く引っ張りすぎたり、早く引っ張ったりすると、繊維が少し動揺して、針に戻すべき個々のループをすべて識別するのが難しくなります。
ミスを過ぎたところまで裂いたら(私は通常、念のためミスをした列の1列先を裂きます)、慎重に正しい順序でループを針に戻し、最初と同じ数のステッチで終了していることを確認します。
フロッグヒント
編み始める時、作業糸は針の上部にあるべきで、裂き始める時にどちらが上だったとしても、反対側の端から糸を通します。
模様の位置を確認し、そこから編み直しましょう。
間違いを直すのは少し緊張しますが、完成する前に気づいて直すことができれば、より満足のいく仕上がりになるでしょう。