ノーバート – 東太平洋

2020年10月06日 – マリーが衰え、熱帯低気圧ノーバートが発生

NASA-NOAA のNPP衛星スオミが東太平洋を通過、マリーが中部太平洋に向かって衰えを続ける一方で熱帯低気圧ノーバートへの発展を捉えました。

NASA-NOAA’s Suomi NPP衛星は、日本時間10月5日17時55分(2155UTC)にメキシコ南西部の海岸付近で熱帯低気圧ノーベルトの発達を可視画像としてとらえました。 一方、(左上)熱帯低気圧「マリー」は中部太平洋に向かって追跡を続けています。 この熱帯低気圧は、10月5日にメキシコ南西部の沖合で発生し、2155年10月5日17時55分(日本時間)にスオミ原子力発電所の可視赤外放射計(VIIRS)の可視画像で確認することが出来ました。 VIIRSは、低気圧が前日よりもはっきりしていることを示しています。

NOAAの国立ハリケーンセンター(NHC)は「関連する深い対流もより組織化され、対流は今朝早くから低レベルの中心上に持続している」と指摘しています。 また、循環の西側では帯状に発達しています。 4842>

同じVIIRSの可視画像には、中部太平洋に向かって衰弱する熱帯低気圧マリーも写っています。 スオミNPPの画像では、マリーに関連していた深い対流と発達した雷雨はほとんど消滅し、残っていたものは(風のシアの結果)低層の中心から120海里以上離れたところに位置していました。

日本時間10月6日の午前5時までに、熱帯低気圧19Eは熱帯低気圧に強まり、ノーバートと改名されました。

10月6日のノーベルトの状況

10月6日午前11時(日本時間)、熱帯低気圧ノーベルトの中心は北緯14.2度、西経106.6度付近に位置していました。 これはメキシコ・マンサニージョの南南西365マイル(585km)です。 Norbertは北西へ向かって時速7マイル(11 kph)で進んでいます。 今夜までは北西にゆっくり進む見込みです。 その後、週半ばまで蛇行する見込みです。 最大継続風速は時速45マイル(75キロ)付近で、突風はそれ以上です。 今後数日間、ゆっくりと強まる可能性があります。

10月6日のマリーの衰え

日本時間午前11時(1500UTC)、熱帯低気圧マリーの中心は北緯22.1度、西経135.1度付近に位置していました。 マリーは西北西へ時速9マイル(時速15キロ)で進んでおり、この動きは今後1日程度で減速し、水曜日後半から木曜日前半には西へ向かう見込みです。

最大持続風速は時速75キロ付近まで減少し、突風が発生します。

NASAのWorldviewについて

NASAの地球観測システムデータ・情報システム(EOSDIS)Worldviewアプリケーションでは、700以上の全球フル解像度衛星画像層をインタラクティブに閲覧し、その基礎データをダウンロードすることが可能です。 利用可能な画像レイヤーの多くは、観測から3時間以内に更新され、基本的に「今」見える地球全体を表示します。

NASA Researches Tropical Cyclones

ハリケーンや熱帯低気圧は地球上で最も強力な気象現象です。 NASAの宇宙および科学探査の専門知識は、ハリケーン気象予報など、他の連邦機関がアメリカ国民に提供する重要なサービスに貢献しています。 NASAは技術、科学、そしてユニークな地球観測を結集し、社会的な利益を提供し、国を強化します。 私たちの母なる惑星に関する知識の向上は、宇宙や科学探査におけるアメリカのリーダーシップに直接貢献するものです。

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