ゴドウィンの法則には多くの傍証があり、いくつかは他のものより(ゴドウィン自身によって採用されることによって)正典と見なされています。 たとえば、多くのニュースグループや他のインターネット・ディスカッション・フォーラムでは、ヒトラーとの比較がなされると、そのスレッドは終了し、比較を行った人は進行中のどんな議論にも負けるという伝統があります。 この原則はそれ自体、しばしばゴドウィンの法則と呼ばれる。
ゴドウィンの法則自体は、議論によってなされた比較が適切であるのに、誤って相手の議論を誇張として誤植する際に、気晴らしや陽動、あるいは検閲として誤って適用、悪用されることがある。マイク・ゴドウィン自身もゴドウィンの法則の過剰適用を批判し、誤りは明確にしない、むしろ不適切で誇張した比較の回数を少なくしようとしたと主張している。 「意図的に自然法則や数学の法則であるかのように組み立てられているが、ゴドウィンは「その目的は常に修辞的で教育的である:私は、他の誰かをヒトラーと簡単に比較する人々に、ホロコーストについてもう少しよく考えて欲しかった」と書いています。
2015年12月に、ゴドウィンは共和党大統領候補ドナルド トランプに関するいくつかの記事によって行われているナチスとファシストの比較についてコメントして、次のように述べています。 “もしあなたがそれについて思慮深く、歴史に対する真の認識を示すなら、トランプや他の政治家について話すとき、ヒトラーに言及しなさい。” 2017年8月、ゴドウィンはSNSのFacebookとTwitterで、前々日にバージニア州シャーロッツビルで行われたユナイト・ザ・ライトの集会に関して同様の発言をし、そのオルトライトの主催者をナチスと比較することを支持、推奨している。
2018年6月、ゴドウィンはロサンゼルス・タイムズに意見文を書き、ルールの更新や改正の必要性を否定し、ゴドウィンの法則を発動した者は議論に負けたという考えを否定し、ルールの適切な適用は「会話の終わりとしてではなく、会話の始まりとして機能すべき」
と論じている。